じゃんじゃかじゃーん。お待たせしました。ヒロシマKFJ、新しい平和の歌の詞部門に7人から12作品が寄せられました。
審査の結果、つぎの2つが入選しました。この2つの詞に曲をつけてください。
〆切は7月16日(金)です。かならず音源(カセットテープあるいは、wavなど普通のパソコンで聞けるもの)を送って下さい。楽譜があればさらによし です。
作曲に当たって、作品の世界を変えない程度に言葉を変えることはかまいません。
送り先は、730-0851広島市中区榎町9-21-203 しずく工房
メールに添付する場合は[email protected] です。
川よ教えて
詞 比嘉 昇
1.もやい舟 行き交い
泳ぐ 子どもたち
さかなは 飛びはね
静かにながれてゆく
太田川よ 教えて あの日のことを
太田川よ 伝えて あの日のことを
2.青空に 閃光はしり
燃える 空も地も
人びとは 飛び込み
そのまま 息絶えた
太田川よ 教えて あの日のことを
太田川よ 伝えて あの日のことを
3.ひかる川面を みつめて
わたしは 誓う
いくさを なくして
いのち 輝かそう
太田川よ 教えて あの日のことを
太田川よ 伝えて あの日のことを
4.幼ない子を 抱いて
見つめる 野の花
太田川の 流れは
静かに 語っている
太田川よ 教えて あの日のことを
太田川よ 伝えて あの日のことを
8月の鐘
詩 橋口敦子
1.海を渡る風が 立ち止まって
そっと手を合わせた 小さな島
焼け付く石段を 繰り返し登った
何のための戦争 特攻の訓練
海を渡った島で 鐘をついた
怒りを込めて 打ち鳴らした
誰も奪えない 生きる喜び
何のための戦争 還らぬいのち
※戦争を刻む島から 声が聴こえる
いのちが連なる 回天の島
平和を祈る島から 声が聴こえる
打ち鳴らし続けよう 八月の鐘
2.海を渡った島の 急な坂道
ふるさとを離れた 若者の宿舎
トンネルを抜けて 魚雷に乗った
何のための戦争 深い海へ
海を渡った島に 祀られた
語りかけてくる 若者の写真
空を泳ぐ雲が 沸き立って
何のための戦争 いのちの夏
※ くりかえし
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